昨日7/1、平成23年度の路線価が発表されました。
ご存知のとおり、路線価は相続税の計算上、土地の評価額を算出するために使うものです。路線価図を見れば、道路に値段が付いているのが分かります。その値段はこの道路に接している土地の1平方メートル当たりの金額ですので、この路線価に接している土地であればその土地の面積をかければ、土地の評価額が計算できます。
路線価はこちらから見れます。
ちなみにこの路線価、あくまでも平成23年1月1日時点の評価ですので、今回の大震災の影響は考慮されていません。ですので、例えば震災で被害を受けた土地を相続した場合で、震災前の路線価で評価されたときには、その実態と大きくかけ離れた評価になってしまいます。
そこで、
・青森県,岩手県,宮城県,福島県,茨城県,栃木県,千葉県の全域、その他の地域にある土地で
・平成22年5月11日~23年3月10日の間に相続等で取得したもの
平成22年1月1日~23年3月10日の間に贈与により取得したもの
については、一定の調整率を使って、震災後の評価額に修正を行うこととしています。
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